石徹白の浄安杉  2023.2.11 巨樹探訪を改訂しました。                               

                  「木々の移ろい」をスマホでもご覧下さい。文字化けを修正しました。

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樹木図鑑(50音順・科名別) −約900種の木の花や実の写真があります
巨木図鑑(地域別・樹種別)  −約700本の巨木の写真があります
草花図鑑(50音順) −約100種の草花(主として高山植物)の写真があります

 このページでは、一年を通じて次々と開花する身近な木の花や、 紅葉・木の実等をご紹介し、また、 私や仲間の訪れた全国各地の巨木の写真を載せています。
 木々たちは、まだ寒い冬のあいだから芽を出し、 早春から初夏にかけて蕾を育て花を咲かせ、 やがて青々と葉を茂らせて太陽の恵みを受け,幹を太らせ枝を伸ばします。 そして、晩秋となり太陽が低くなると、つかの間の紅葉を残して葉を落とし、 ひっそりと次の一年に備え始めます。
 このようにして数百年、自らの営みを繰り返しながら、 人々の暮らしを見てきた巨木たち。 縄文・弥生の時代から人々の営為を見続けてきた巨木の前に立つと、 人類の過去と未来に思いを巡らせてしまいます。 人類はいつまで栄え続けられるのだろうか。 我々は人類の未来に残すべき大切な遺産を消費し尽くしつつあるのではなかろうか。
 巨木は、日常の感傷からさらに時間軸を広げて遠い未来に思いを馳せさせてくれます。

 木々の花の写真や、巨木の写真を説明と共にメールでお送り下さい。 お名前を付けて掲示させていただきます。

                         あなたは1997.7.1以来 人目の訪問者です。

巨木探訪 2023.2.11 last updated ここをクリックしていただくと、約690本の巨樹が見られます。

 豊田理研での雑談で「木々の移ろい」の話をしたところ、フェローの伊藤先生たちが興味を持って下さり、西川先生を始め同僚の方々と岐阜県の巨木をツアーされて、素晴らしい写真を送って頂いた。最初の4ページがそれである。投稿が少なくなっていた熊ちゃんからは久しぶりに群馬と福島の巨木の写真が届いた。コロナが人々の外出を消極的にさせている中で有り難いことだ。「たあちさん」と「おかりんさん」から初めての投稿があったことも嬉しかった。今も新しい方々が「木々の移ろい」を見つけて下さっていることに力付けられた。同窓の友人からの投稿もこのホームページが持続出来ている大きな力だ。岩手に勤める豪さんからこれまで少なかった北東北の巨木が届くのも嬉しい。コロナのせいもあって自分で巨木を旅する機会がすっかり減ったが、投稿に力付けられて「木々の移ろい」は続いている。
 この半年間で世の中が変わるような出来事が沢山あった。ロシアのウクライナ侵攻、安倍元首相への銃撃、そしてコロナの第6波に続く第7波の急速な増大。前2者は民主主義体制に対する挑戦であり、コロナは今後も長く人類を脅かし続ける脅威の始まりであろう。21世紀になって人類は、歴史と共に勝ち取ってきた多くの価値観や価値を失っていく道に踏み込んでしまったように思われる。その奥には民主主義が資本主義と手を組んでいる矛盾が突かれているし、科学がコントロール出来なくなってきた現実がある。加えて、人々は忙しくなり、じっくりと将来について考える時間を奪われている。我々は次の世代に対してどのように責任を取れば良いのだろうか。





石割梅
 岩手県盛岡市
日中友好の白松
 大阪府松原市
白峯神社のオガタマノキ
 京都市上京区
薄墨桜
 岐阜県根尾村
白山中居神社の森
 岐阜県白鳥町





石徹白の浄安杉
 岐阜県白鳥町
石徹白の大杉
 岐阜県白鳥町
西方のしだれざくら
 栃木県栃木市
藤原のイブキ
 愛媛県四国中央市
荘田神社の大イチョウ
 群馬県沼田市





蒲生の大楠
 鹿児島県蒲生町
万正寺の大カヤ
 福島県桑折町
野間の大ケヤキ
 大阪府能勢町
杉の大杉
 高知県大豊町
石徹白の大杉  岐阜県白鳥町

季節の木 2022.3.18 last updated ここをクリックしていただくと、約900種の木々の花や実が見られます。

季節の木  (各月をクリックしていただくと、その月の花が見られます)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

 彼岸花が咲き終わろうとしているのに、まだ最高気温は30度を超している。地球温暖化は年を追って進行し、平均気温ばかりでなく、異常気象も頻発している。今年はあちこちで大水害や強風で大きな被害が出た。スエーデンの高校生が国連総会で怒りに声を震わせながら訴えた「私たちは絶滅の始まりにあるというのに、あなたが話すのはお金や永続的な経済成長のことばかり。未来の世代はあなたを見ている。私たちを裏切る道を選べば許さない」という言葉を胸に刻みたい。
 最近、豊中でもザイフリボクをよく見るようになったと思っていたら、どうもこれらはジューンベリーとも呼ばれているアメリカザイフリボクだったようだ。新しいページを作り、ザイフリボクのページも改訂した。同様に、北海道を代表する木であるエゾマツとアカエゾマツの違いも定かでなかったので、特徴を記して改訂した。ツツジ科の木の中では比較的よく見るウスノキが無かったので、京都府立植物園で写したものをupした。オオバナサルスベリ、オオベニゴウカン、アメリカハリグワは見られる所が限られているが、比較的良い写真があったのでこれらもupした。
新しく掲載・改訂した木の花・実





ウスノキ
(4/8)
エゾマツ
(7/26)
アメリカザイフリボク
(5/30)
オオベニゴウカン
(1/19)
オオバナサルスベリ
(9/3)





アメリカハリグワ
(9/21)
ザイフリボク
(4/15)
シロウメモドキ
(10/6)
ウワミズザクラ
(4/27)
ジンダイアケボノ
(4/23)

四季の草花 2019.8.27 last updated ここをクリックしていただくと、山歩きで見る四季の草花が見られます。まだ3−9月のみですが順に増やしていきます。

 8月初旬、高校同期の仲間達と一緒に伊吹山に出かけた。以前にお花畑を見たときは、シモツケソウが満開で、山頂付近はピンクの絨毯を敷き詰めたようだったが、今は見る影もない。地球温暖化の影響で、アカソやテンニンソウなどが繁茂したのと、鹿・イノシシの食害の性だという。伊吹山もりびとの会の方たちが再生に取り組んで、ようやく一部が復活してきている。高山植物の種類自体は今も豊富なので、この数年で、昔のような伊吹山頂が再現することを期待したい。「イブキフウロ」「クガイソウ」「シモツケソウ」「ヤマルリトラノオ」などを収録した。





イブキフウロ
(8/16)
クガイソウ
(8/8)
ハクサンチドリ
(7/10)
シモツケソウ
(8/8)
ヤマルリトラノオ
(8/16)

クリスマスや新年のプレゼントに、木々の移ろい製作の「私の記念日(The book of days)」をどうぞ。詳細はこちら



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梶本(kajimoto@home.email.ne.jp) にメールをお寄せください。


鈴鹿医療科学大学