福島県田村郡三春町の「三春滝桜」 (2010.4.19、熊ちゃん)


 ついに「三春の滝桜」がお目見えした。日本三大桜と言われる名木の一つである。以前から行きたいと思いながら、遠い上に時期を選ぶのが難しく、なかなか機会が作れなかった。今回、栃木・群馬の巨木を次々と紹介して下さる熊ちゃんが、足を伸ばして撮影に行き、素敵な写真を送って下さった。以下の解説は熊ちゃんです。
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名称   三春滝桜
訪問日  4月19日
所在地  福島県田村郡三春町滝
目通り  9.5メートル 樹高 19メートル 樹齢 1000年

 三春滝桜は丘の中腹にどうどうと立っていました。ごつごつとした黒い主幹、四方八方に伸ばした太い幹、その大きさに圧倒されます。さすが、樹齢千年、大正11年(1922年)に、国の天然記念物に指定されただけのことはあります。根元には小さな祠も祀ってありした。花は三分咲きくらいです。今年は開花後に雪が降り、花もさぞ驚いたことでしょう。満開の時にまた来たいと思いましたが、渋滞はきょうの比ではないと思います。これがネックですねー。
 この桜へは、磐越自動車道の船引三春インターチェンジで下りて、7.3キロ程で到着します。
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 因みに、日本三大桜とは、この三春滝桜に加えて、岐阜県の薄墨桜(幹周9.1m)、山梨県の神代桜(幹周10.6m)を指して言う。滝桜のみが枝垂れ桜(エドヒガン系)である。滝桜はJR磐越東線の三春駅から南南東に8kmほどの所にある。定期バスはないが桜の季節(2010年は4月6日から26日まで)には、三春駅に着く列車に会わせて、滝桜までの臨時バスが運行される。


満開までには間があり、人出はやや少なかった。





花は三分咲き。


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