大分県豊後大野市の「左右知(間の内)のイチイガシ」 (2010.3.31、田平さん)


 鹿児島在住の同級生である田平ご夫妻から、全国の樫(カシ)の中で最大の幹周を持つ「左右知(そうち)のイチイガシ」の最近の写真を送っていただいた。以前にRedbearさんから2003年に撮られた大迫力の写真を送っていただいているが、田平さんからの写真には、奥様が入っておられるので、イチイガシの巨大さがよく分かる。7年前と比べて、樹勢に大きな変化はないようであるが、冬のためかやや葉が少なく見える。
 樹高は20m、幹周12m(実際には10m前後と言われる)で、樹齢約1000年といわれ、2位以下を大きく引き離して、県の特別保護樹木に指定されている。木の空洞化から考えて、日本一のイチイガシの木をさらに長生きさせるには、かなりの手入れが必要であろう。
 左右知のイチイガシへは、タクシーか車でないと行けない。道順はRedbearさんからのイチイガシのページに詳しく書いてある。

人物と比べて、幹周の大きさがよく分かる



裏に回ると、根元に大きな空洞があり、祠になっている


斜面下部からの遠望


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