ユズリハ−譲葉 (2005.4.29)
 Daphniphyllum macropodum


 この季節、ユズリハの名に相応しく、新しい若葉が勢いよく上向きに成長し始めるのに対して、旧年の葉は下を向いて勢いを失っていく。その中間に暗赤色の雄花が一杯に付いている。雌株では小さな雌花が付く。葉は枝先に輪生し、中央から放射状にでる葉柄の赤いのが特徴である。雌花は緑色の小さな子房と花柱が見えるだけで見落としてしまう。秋には1cm程の実が黒く色付く。
 学名はDaphniphyllum macropodumで、トウダイグサ科ユズリハ属の常緑高木である。京都府立植物園で撮す。







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