ミヤマヤナギ−深山柳 (2000.7、梅本さん)
 Salix reinii


 柳というと、シダレヤナギがを連想するが、色々の形の木がある。ネコヤナギは 灌木であるし、ヤマナラシは20mを超える大木になる。今回梅本さんに送って頂いた ミヤマヤナギは地を這う草のようである。以下は梅本さんによる解説です。
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和名 : ミヤマヤナギ    和名 : ミネヤナギ
学名 : Salix reinii
科名 : ヤナギ科ヤナギ属
分布 : 北海道、本州(中部以北)、南千島など

漢字で、「嶺柳」、「深山柳」と書かれるのが本種である。 自生地は、高山、亜高山であり、時に地を這う様に生えています。

画像の花穂は、もう咲き終えたものですが、5〜7月に葉と同時に咲き出します。 樹高は1〜3mですが、生育環境によって背丈も環境に適応する為、 当然に変化致します。

私が白根山で見たものは、大半がせいぜい1m位のものでした。 年間積雪量や、風向・風速などでも樹形は変化します。 また白根山では、PHも酸性度が強く、個体は様々な影響下にさらされます。
その様な中で、逞しく生きる本種の姿には、深い感動をおぼえます。
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