キバナツクバネウツギ−黄花衝羽根空木 (2005.5.13)
 Abelia serrata var. buchwaldii


 これも、ハイキングの折りに、京都の清滝で野生のものを見た。花の形はツクバネウツギとほぼ同じであるが、多くの花で萼が2枚であるところが、コツクバネウツギに似ている。コツクバネウツギの花の色はもっと白いので、これはキバナツクバネウツギと呼ばれるコツクバネウツギの変種と思われる。コツクバネウツギと比べて、花も葉もやや大きい。5−6月の山野で咲いているのを見ることが多い。京都植物園の生態園でも見られる。枝は中空になっていて、文字通り空木である。
 学名はAbelia serrata var. buchwaldiiで、スイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉低木である。静岡県以西に分布する。





葉はコツクバネウツギよりもかなり大きい


枝は中空になっている


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