ツガ−栂 (2000.1.15、2002.2.16)
 Tsuga sieboldii


 福島県以南に分布する常緑針葉樹で、40m以上にもなる高木である。ウラジロモミ程ではないが、葉の裏の2本の気孔線が目立つ。葉の先端が2つに割れているのが特徴で、モミと区別が付く。花は2月頃開花し、雌花は紫色で、枝先に付く。、卵形の球果は秋には緑から赤褐色に変わる。モミとは異なり、球果は枝の下に垂れて付く。
 学名はTsuga sieboldiiで、マツ科ツガ属である。sieboldiiは、例のシーボルトが 登録したという意味である。

ツガの球果−1月





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