スイカズラ−吸葛 (2003.5.18、2007.5.16(杉之原さん))
 Lonicera japonica


 スイカズラは、冬でも葉を落とさず頑張っているので「忍冬(ニンドウ)」とも呼ばれる。本州の山野によく見られる蔓性の木(カズラ)である。スイカズラの名の由来は、花に貯まった密を吸うと甘いからだとも、花弁の形が、ものを吸い込む時の唇の形に似ているためだとも言われる。
 5月から6月にかけて、2つずつが対になった白い花を付け、夏の終わりには、2つの赤い実が並んで付いているのが見られる。花は香りが良く、また、時と共に白から黄色に変色するので、金銀花(金銀木は別の木)とも呼ばれる。。
 学名はLonicera japonicaで、スイカズラ科スイカズラ属の常緑蔓性の木である。 ****************************************************
 級友の杉之原さんから、「金銀花」という感じが良く出た綺麗な写真を送っていただいた。下から3段目に載せてある。

2つずつ並んで咲く



5本の雄しべと長い雌しべ


蔓状に伸びる。花は次第に黄色に変色する。


白から黄色への変色−金銀花といわれる由来(杉之原さん撮影)




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