シリブカガシ-2−尻深樫 (2004.10.23)
 Pasania glabra


 シリブカガシは花の咲くのが遅く9月である。そして花が終わると、昨年来成長を続けてきたドングリが急に目立つようになる。今年の花から出来る実は、もう一年をかけて成長する。
 カシの殻斗は同心円の模様が多いが、シリブカガシはツブツブである。それもその筈で、シリブカガシは実はマテバシイ属である。葉は殆ど全縁で、先端部に鈍い鋸歯を止める。詳しい説明は花のところにある。
 学名は、Pasania glabraで、ブナ科マテバシイ属である。北海道を除く全土に分布する。





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