シコンノボタン−紫紺野牡丹 (2002.10.6)
 Tibouchina urvilleana


 最初は御坊の竜王神社の近くで見つけたが、市大植物園や豊中の都市緑化植物園でも咲いていた。 鮮やかな紫の花が印象的である。フヨウなどと同じように一日でしぼむ花であるが、 次々とよく咲き、夏から秋を咲き通すので、庭や軒の植木鉢に植えられる。
 シコンノボタンの学名はTibouchina urvilleana、ノボタン科ティボウキナ属で熱帯から亜熱帯に自生するが、比較的寒さに強い。なお、「ノボタン」は西南諸島や小笠原で見られる常緑低木で、ノボタン科ノボタン属である。

大阪市立大学植物園で10月に咲いていたシコンノボタン



鉢植えで売っていたシコンノボタン


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