パパイア (2002.7.6、2003.10(中島さん))
 Carica papaya


 沖縄の中島Moeさんから、自生のパパイアの写真が届いた。雌花と雄花が綺麗に写っている。パパイアの実も、近くから写したものには迫力がある。有り難うございました。(2003.10)
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 天王寺に出かけた帰りに、ふと公園に寄ってみたくなった。大阪の天王寺公園でデートしたのは、もう30年も前である。その頃の天王寺公園には沢山の浮浪者の人達が植え込みの奥に寝泊まりしていたものだ。駅から5分ほどで辿り着いた公園は、今や有料となり、見違えるように近代化されていた。中には温室もあり、温度コントロールされた室内はむしろ外よりも涼しく、亜熱帯の植物が花を付けている。
 食用の植物が集められた一角で、パパイアを見つけた。インドに行ったときに、おそるおそる買って食べたことを思い出した。木は結構背が高く10m程もあって、太い葉柄の奥に隠れるように咲いた花は、残念ながらズームがないと写せない。花の下には、まだ熟していない緑の実が沢山付いている。葉の形もなかなかに凝っていて見飽きない。木を見上げながら、しばしの涼をとり、浦島になった自分をおかしく眺めた。(2002.7)
 学名はCarica papayaで、パパイア科パパイア属である。原産地は熱帯アメリカ。

沖縄から届いたパパイアの写真(中島Moeさん、2003.10)。これは雌花


雄花



美味しそうなパパイアの実


以下は、天王寺公園温室のパパイア



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