ネジキ−捩木 (2003.5.17、2009.5.26)
 Lyonia ovalifolia var. elliptica


 久しぶりに行った東山公園植物園で見かけた木である。「もうシャシャンボが咲いている」と思ってよく見ると、幹の樹皮の模様が捻れている。初めて見るネジキの花であった。喜び過ぎたのと、周りのが暗かったので一寸ピンぼけに写ってしまった。
 本州以南の山地に分布する落葉低木で、5m程度の高さに育つ。5-6月に咲く花はアセビに似るが、アセビのように下垂せず花枝に沿って綺麗に並んで咲く。ブルーベリーもそうだが、このような形に咲く花は意外と多い。ナツハゼや、大きなものではハクウンボクなども整列して咲く。1個の花の大きさは1cm弱である。花の後は小さな球形の刮ハが上向きに並んで付く。
 学名はLyonia ovalifolia var. ellipticaで、ツツジ科ネジキ属である。



下から見上げると..


甲山公園で写したネジキの花(2009.5.26)



  蕾


名の通り、捩れた幹


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