ムベ−郁子、野木瓜 (1999.4.24)
 Stauntonia hexaphylla


 トキワアケビあるいはウベともいう。蔓性の木で、暖地の山で見かける。 手を広げたような独特の葉の付き方に特徴がある。4−5月に咲く花も、 洋ランのようで特徴的である。秋には実が紫色に熟し、果肉は甘い。 この実を朝廷に献上したため、大贄(オオニエ)-->オオムベ-->ムベと訛ったのが 名前の由来とされる。
 学名はStauntonia hexaphyllaで、アケビ科ムベ属である。 京大農学部植物園および京都府立植物園で撮す。



雄花(右、雄しべは花柱の中程に密集して付着)と雌花(左)


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