モンパノキ (1999、梅本さん)
 Messerschmidia argentea


 東京の梅本さんから、珍しい木の写真を送っていただいた。日本では南西諸島や 小笠原だけで見られる木で、海岸の砂礫地に生える。高さは5m程度になるが、 主として横に拡がる。葉は乾燥に強い厚い肉質で、表面に白い毛が密集している。
 以下は梅本さんのお便りです。
 「今回は、昨年、西表で迎えてくれた、ムラサキ科の「モンパノキ」を、 ご紹介いたします。
 海岸や、砂地に生育しますネ。地方名は「ハマス−キ」、だそうです。魚肉の中毒などに、青汁を用いるとの事。」
 学名はMesserschmidia argenteaで、ムラサキ科スナビキソウ属です。 別名をハマムラサキノキと言います。
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 2000年6月に西表島の(水牛に乗って行く)由布島植物園でモンパノキに 出会いました。梅本さんに送っていただいたものより大きく、実がなっていました。

2000年6月西表島の由布島植物園で


梅本さんより届いた写真


6月の由布島植物園で


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