キワタノキ−木綿の木 (2003.4.18、中島さん)
 Bombax ceiba


 中島さんから、以下のメールと共に、キワタノキの写真が届いた。
 「キワタノキは、不思議な色で街路を飾っています。トックリキワタは秋から冬にかけて咲きますが、これは春咲き。すぐに実になりますが、ほっておくと、道路が綿公害になるので実が出来ると、枝を取り払う作業車が活動を始めます。したがって、綿が出来たところにお目にかかれません。」
 街路樹としてよく用いられているが、インドでは20mを超す高木になる。3-7枚の大きな葉が掌状複葉を形づくる。綿はクッションなどに用いることが出来る。また、キワタノキの実の中でアカホシカメムシが繁殖する。
 学名はBombax ceibaで、パンヤ科キワタノキ属である。原産地はインドで、インドワタノキとも呼ぶ。

4月の花−実と同居している。




5月の実−少し緑がかっている。葉も出始めている。


キワタノキの幹


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