ヒゼンマユミ−肥前真弓 (2004.11.30、2004.6.1、2005.5.24)
 Euonymus chibae


 肥前の名の通り、九州地方以南の暖地に自生する常緑小高木で、4-5月にニシキギ属特有の目立たぬ緑の花を付ける。ニシキギのようなエラはないが、枝や茎が四角な断面を持っているのが特徴である。面白いことに、秋に熟す実も、四角い形をしている。褐色に熟して裂けると、これもニシキギ属特有の赤い種子が現れる。
 学名は、Euonymus chibaeでニシキギ科ニシキギ属である。本州山口県と九州以南に分布する。

京大農学部植物園で写す




秋、11月のヒゼンマユミの実





木々のリストへ戻る