ハンノキ−榛の木 (2001.2.11、2003.5.17、2008.2.27(橋口さん))
 Alnus japonica


 ハンノキの地味な花が咲いている。
 ハンノキ、ミヤマハンノキ、ヤシャブシ、クマシデ、アサダ、サワシバなどのカバノキ科の樹木の花は、雄花が集合花となって垂れ下がり、早春の谷川沿いの山道に独特な風情を添える。雌花は新しい葉の付け根に小さく咲き、翌年にはやや大きな花穂となる。
 ハンノキの花は特に早く、2月頃から咲き始める。
 学名はAlnus japonicaで、カバノキ科ハンノキ属の落葉喬木である。
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 熊野古道や萩往環をテクテクと歩かれる疲れ知らずの橋口さんから、余呉湖畔に咲いていたハンノキの満開?の写真を送っていただいた。随分と咲いている。以下は橋口さんのメールの一節である。「午後から余呉湖畔でワカサギ釣りです。いい天気でした。その湖畔に、榛の木が咲いていました。すごい量の花です。花粉症ではありませんが、やや心配になってきました。」(5,6枚目の写真、2008.2.27)


雄花の集合花と雌花(花被がない)


はじけた雄しべが沢山見える



一杯花を付けたハンノキ(余呉湖畔で、2008.2.27橋口さん撮影)



昨年の花穂




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