シロバナハギ−白花萩 (2000.9.10、2012.9.10)
 Lespedeza thunbergii var. albiflora


 ミヤギノハギの変種で、白い色である。萩は紫が良いという向きもあろうが、 白も捨てがたい。清楚な感じで、最近はよく植えられている。
 昨年は、御所の東隣の梨木神社で萩を見た。この季節、沢山の短冊がハギに懸けられ 詩を詠む人たちが集まる。秋たけなわを感じさせる情緒であった。ミヤギノハギが 中心であるが、シロバナハギやキハギも所々に植えられていた。
 今年は、豊中で散歩していると見事に枝垂れたシロバナハギに出会って、思わず 見とれてしまった。広い庭園はともかく、庶民の家では、道の方に枝垂れさせるしかないので、家人がゆったりと楽しむわけにはいかないが、 道行く人々にとっては素晴らしいプレゼントである。初秋をしばし堪能した。
 学名は、Lespedeza thunbergii var. albifloraでマメ科ハギ属である。

天王寺公園東の堀越神社で(2012.9.10)





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