フウリンブッソウゲ−風鈴佛桑花 (2000.8.26、2003.8.31)
 Hibiscus schizopetalus


 市大植物園の温室前花壇には、亜熱帯の木々が花を咲かせている。これらの花は、温室で育てたものを、夏に外に移すのだそうである。おかげで、伸び伸びと育った亜熱帯の植物を観賞する事が出来る。
 その中に、「フウリンブッソウゲ」の花があった。ハイビスカスと同じような形であるが、長い花柄を持っていて、まるで風鈴のように垂れて風に揺れる。花弁が細かく分かれて反り返ったものが主流だが、色々な品種がある。種子は出来ない。これらは、京都植物園の温室でも見ることが出来る。
 学名はHibiscus schizopetalusで、アオイ科フヨウ属である。原産地は東アフリカのザンジバル島。

2003年8月、ミュンヘン新植物園の温室で写す


2000年8月、大阪市大植物園で



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