エゾノウワミズザクラ−蝦夷の上溝桜 (2004.5.13、2004.6.16、西村さん)
 Prunus padus


 西村さんから、帯広に出かけたとメールを頂いた。
 「帯広市の十勝支庁の傍に帯広神社があり、ハルニレの巨木が並んでいます。......近くの水光園という公園には幹周510cmのハルニレがあります。写真を撮ったのです が、夕方で光量が少なく、いい写真にはなりませんでした。後日に再訪します。ここ ではエゾノウワミズザクラの花を見ました。何とか写真にはなりました。もっと近接 のものも欲しいところですが、カメラの限界です。」
   ハルニレの巨木はお預けであるが、美しく咲くエゾノウワミズザクラのプレゼントを頂いた。北海道でしか見られない桜(*)で、10m以上の高木に育つ。ウワミズザクラに比べると、花弁がふっくらとしていて、一つ一つの花が見栄えがする。実は黒く熟して、食用に出来る。
 学名はPrunus padusで、バラ科サクラ属である。日本では、北海道に自生する。
 *最近、青森でも自生地が見つかったと言われている。




僅かに残ったエゾノウワミズザクラの実、綺麗に色付いている(2004.6.16)


1999年4月にロンドンのRegent Parkで写した写真。これもエゾノウワミズザクラではないか?


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