菅平湿原の草花−1 (2002.7.27)


 菅平の自然園は、散策路がうまく工夫されて、湿原と木々の間を巡るように作ってある。上田や長野から沢山の小学生が自然観察のためにグループで来ていた。7月も末になると、艶やかな花は次第に減ってくるが、それでも多くの草花が訪れる人々を楽しませてくれる。
 我々は娘達の家族と共に散策を楽しんだ。私が、10mも進むとすぐに止まってカメラを取り出すので、一向に進まない。最初は、「はやくはやく」とせき立てていたが、最後には諦めて一緒に花を探してくれた。よく探すと、以外と沢山の花が見つかるもので、湿原を一周する間に30を越す種類が集まった。その幾つかをご紹介しよう。
 次ををクリックしていただくと、菅平湿原の草花−2菅平湿原の草花−3が見られます。
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1.キツリフネ(黄釣船) Impatiens noli-tangere ツリフネソウ科ツリフネソウ属
  山の湿地に生える50cmほどの1年草。花がぶら下がって咲くのが面白い。実は触ると
  はじけるので、noli-tanngere(触るな)という学名が付いている。花期は6-9月。
2.イワアカバナ Epilobium cephalostigma アカバナ科アカバナ属
  湿地に生える多年草。花弁は4枚であるが、先端が2裂する。花頭が棒状でなく、
  丸くなっているのが特色。花期は7-9月。
3.イヌゴマ Stachys japonica var. intermedia シソ科イヌゴマ属
  湿地に生える多年草。地下茎で増える。茎は毛があってザラザラすし、断面は四角。
  実がゴマに似るが役立たないので「イヌゴマ」と称する。花期は7-8月。
4.クサレダマ(イオウソウ) Lysimachia vulgaris var. davurica サクラソウ科
  オカトラノオ属
  湿地に生える多年草。草レダマの意味。レダマはマメ科の灌木。花期は7-8月。
5.ドクゼリ Cicuta virosa セリ科ドクゼリ属。
  湿地に生える多年草で、有毒(地下茎と根)。茎は中空。花期は6-8月。
  セリ科の草は、複散形花序の白い花が多く、区別が付きにくいが、葉が長楕円披針形
  で鋸歯になっていることから、ドクゼリと同定。

キツリフネ



イワアカバナ


イヌゴマ


クサレダマ



ドクゼリ


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