秋色3題(1997.10.18 中禅寺湖畔で西野さん撮す)


蔓の紅葉
 茜色というのでしょうか、周囲の黄色の中で一際鮮やかです。蔓の紅葉の写真は 見た覚えが
 ありますが、深紅だった気がします。それに、これまでの茜とは空を形容するとき に使うものだ
 と思っていましたが、蔓科の植物の名前であることを今回知りました。 写真の植物がそれか
 どうかは分かりません。

蔦の実(左)
 ちょっと山側にはいると、ほとんど音もしません。そのため、蔦の実を採っている 地元の人に
 猿と間違われました。蔦の実は、黒くて柔らかい小降りの巨峰と言ったところ。 猿の気配を
 気にしながら口に入れましたが、酸っぱさもない癖のない甘さです。
ブチの木肌(右)
 何の木でしょうか。葉の形からカエデの一種のようですが、焦げ茶色の平滑な 木肌が所々
 楕円形にはがれ落ち、下の肌色が見えています。蛇かキリンに見えませんか。

(註)
蔓の紅葉:この葉は「つる」よりも「つた」に似ているように見えますが、 自信はありません。
蔦の実:この実は、サルナシの熟したものではないかと思います。 葉の茎が赤いのと、実や葉の
 形が似ているので、そう思いますが、地元の人は「ツタ」と呼んでいましたか?
ブチの木肌:写っている葉はアブラツツジかホツツジに見えますが、 これらの木はこんなに
 大きくなりません。木の幹は、カリンに似ているように思われます。西野さん、 写っている
 葉と幹が同じ木に属することは確かでしょうか?
*どなたか正解を教えて下さい。


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