ベニバナイチゴ−紅花苺
 Rubus vernus
 2009.7.8/2017.7.10(立山弥陀ヶ原−1900m)、2009.8(橋口さん 燕山荘−2700m)


 我が国で唯一赤い花を付けるイチゴである。高山でしか見られない。2009年には雨の中、2017年には晴天の弥陀ヶ原で写真に撮ることが出来た。栂池高原自然園の風穴付近でも見られた。7-8月に濃紅色の花を俯き加減に付ける。葉は重鋸歯を持つ3出複葉である。秋の実は食べることが出来る。
 学名はRubus vernusで、バラ科キイチゴ属の落葉低木である。本州中部白山付近から北海道南西部にかけて、日本海側の高山に分布する。
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 橋口さんが、燕山荘下で撮ったベニバナイチゴの若い実の写真を送って下さった。これが更に赤く熟して食べられるようになる。最下段にある。(2009.8)
 高校同期生たちが山の花旅で栂池自然園に行った際に写して送ってくれた写真を最上段に載せた。(2018.6.20)

栂池自然園(2018.6.20)


立山、弥陀ヶ原で写す(2017.7.10)




雨の弥陀ヶ原で写す(2009.7.8)



 ちょっと上を向いて貰いました


 葉は3出複葉


ベニバナイチゴの若い実。橋口さん撮影(2009.8、燕山荘下で)


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