山形県戸沢村の「津谷の大ヤナギ」 (2001.12 小森さん)


 山形県の最上地方は巨木が多い。日本一の巨木があちこちにある。「最上エコポリス巨木王国」として、山形県が観光に力を入れている所以である。観光資料も整っており、数日をかけて巨木を観察して回ることが出来る。この地は温泉もよく、人情も厚いので、ゆっくりと旅をしたいものである。
 さて、その巨木の一つ、シロヤナギ(白柳)の日本一の巨木の写真が小森さんから届いた。樹高22m。幹周り7.7m、樹齢は400年以上と推定され、戸沢村指定の天然記念物である。江戸時代に植えたと言われているが、もっと古いものと推定されている。幹の内側は空洞で、あちこちに窓のような穴が開いているが、木は元気なようである。
 新庄と余目を結ぶJR奥羽西線の津谷(つや)駅で降りる。駅から南に約1km、最上川の北に日本一のヤナギがある。列車は一日8本程度である。



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