石川県白峰村の「太田の大栃」
  (2002.8.3、松井さん)


 久々に松井さんから、日本一の大栃の写真が送られてきた。「太田の大栃」である。 主幹が失われているとはいえ、樹高25m、幹周り13.0m、樹齢700年(当地の名標板では1300年)と推定され、国の天然記念物に指定されている。ちなみに日本第2のトチノキは、幹周10.5mで長野県下伊那郡に、第3位は幹周10.5mで京都府綾部市にある木となっている。これから見ても太田の大栃が群を抜いていることが解る。
 JR北陸線の金沢からは白峰村に行くバスがあるが、1日2本(10時台と5時台)しかない。福井県の勝山を起点としても状況は同じである。従って、マイカーがなければ、勝山からタクシーで行くことになる。片道23kmほどある。勝山から157号線で白峰を目指し、県境の谷トンネルを超えて3km程で大道谷の集落に着く。ここから道を南に取り、太田谷に沿って、2kmほど進む。道標から左に入り、林道を更に1km進むと、標高860mの地点に 「太田の大栃」が控えている。




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