山口県山口市滝町の「法泉寺のシンパク」 (2008.3.2、Nornさん)


 Nornさんから山口の巨木の2本目を送っていただいた。「法泉寺のシンパク」である。シンパクはビャクシンとも呼ばれるがイブキのことで、特に中国・四国地方に巨木が多い。日本最大と言われる木も、兵庫県西部にある。
 写真のシンパクは一株であるが根元から3本に枝分かれしている。最大の枝は幹周が3.3m、樹高は12mで、昭和3年に国の天然記念物に指定されている。法泉寺は1400年頃創建された大内氏時代のお寺で随分と大きかったようであるが、大内氏滅亡と共に廃寺となり、今はこのシンパクを残すのみとなっている。
 JR山口駅で降りて、駅前通を北北西に1kmほど歩くと、亀山公園を抜けて県庁前に出る。ここを左折して大通りを200mほど歩き、歴史民俗資料館の先を右折する。ここから1kmほど北に歩くと小高い丘にポツンとシンパクが立っている。





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