徳島県阿波町の「野神の大センダン」 (2001.10.26)


 徳島県も巨木の多い県である。吉野川の南には一宇町から剣山にいたる辺りに多くの巨木が発見されており、川の北には、イチョウ、センダン、楠などの巨木が点在する。知人の車に乗せてもらって、蔵本から川を渡って河北を西に走った。阿波町に入って小さな支流の日開谷川の橋を渡って直ぐに右手に道を取り、しばらく走ると右手に学校が見える。この学校の体育館の直ぐ東に、「野神のセンダン」がある。
 古くから知られていた木で、樹齢は400年と推定されているが、2度の台風にやられて、いまは主幹の一部を残すだけの小さな姿になってしまった。それでも、幹周9.2mは日本では第2位のセンダンである。国の天然記念物に指定されている。




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