岐阜県上石津町の 「一ノ瀬のサンシュユ」
  (2001.3)


 サンシュユの季節である。一昨年訪れたサンシュユの巨木をご紹介しよう。巨木といっても、サンシュユとしての巨木である。単木としての幹周は3mに満たないが、3本ほどが株立ちしており、幹周を合わせると7mほどになると言うことであった。樹高は25mである。三重県の天然記念物に指定されている。訪れたときは、サンシュユの花期をやや過ぎていたので、見事な花付きを見ることは出来なかった。
 JR東海道線の関ヶ原で降りて、タクシーに乗る。365号線に沿って南へ7km走ると一ノ瀬の部落である。市ノ瀬に入る手前で、国道を離れて右手に入り、牧田川の橋を渡って、郵便局の手前を右手山側にはいると、桑原邸への案内がある。この桑原邸の庭園にサンシュユがある。桑原邸は、戦国の面影を伝える武家屋敷で、国の重要文化財に指定されている。



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