山梨県武川村の「山高神代桜」 (2001.4.12 高橋さん)


 高橋さんから、日本で最古の桜と思われる「山高神代桜」の花と木の写真が届きました。岐阜県根尾谷の薄墨桜、福島県三春の滝桜と並んで、日本三大桜とされ、環境庁調査では日本の桜で幹周第3位にあげられています。樹高14m、幹周10.6mで、樹齢は1500年と推定され、国の天然記念物です。しかし、写真で見るように、主幹はダルマの如くになっており、屋根をつけて保護しています。かつて、日蓮上人が法力で樹勢を回復されたと伝えられますが、平成の樹勢回復はどのようにすればよいのしょうか? 以下は高橋さんのお便りの一節です。
 「すでに盛りがチョイすぎ位でした。テレビで紹介した翌々日で小雨が降っていましたが観光客がいっぱいでした。周りではリンゴの花が咲いていたりお寺の境内なのですが入り口の脇にはチューリップや水仙の畑があってチューリップはまだでしたが水仙はきれいでした。周りには駐車場があって一回500円です。
 桜はエドヒカンの亜種だそうです。また、境内には高遠の桜など各地の銘桜の子供も植えられています。近くでは、清春美術館の桜が同じ頃見ごろでした。小淵沢の神田(じんだ)大糸桜はまだ咲いていませんでした。」
 JR中央本線の韮崎駅で横手行きのバスに乗り、山高入口で降りて少し(400mほど)引き返し、南に曲がって800m山高公民館を目指す。公民館を東に曲がって更に600mほどで神代桜に着く。
 なお、高橋さんは Pumbaa&Petsという、ペットと趣味の園芸を中心としたホームページを作っておられます。





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