愛知県鳳来町の「鳳来寺のネズ」 (2000.5.3)


 鳳来寺山は長い階段で有名である。その鳳来寺町に2本の巨木がある。 一本は有名な「傘スギ」で、これは階段の途中にある。もう一本は 「ネズの木」で、バス停から階段取っつきに行く途中に見える。
 ネズの木としては巨木で、樹齢も1400年といわれるが、樹高9m、 幹周り3.5mと小振りである。正面の部分はほとんど枯死しており、 一部がかろうじて生きて葉を付けているが、息絶え絶えの感は免れない。 それでも、地元の人たちからは大切にされているようで、木の周囲は きれいになっていた。
 JR飯田線の本長篠駅から出るバスに乗って、鳳来寺駅で降り、 ここから、登り口までは干支の動物の石碑が100mくらい毎に置かれている のを辿る。ちょうど中間点辺りの左手に「ネズの木」が見える。

残念ながら幹の半分以上が枯死しており、左側の黒い部分が生き残っている。


幹は枯死した部分のみが見えている。


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