愛知県名古屋市の「金明竜神社のムクノキ」
  (2002.8、尾形さん)


 尾形さんは、自宅や職場の周囲をよく散策されるようだ。その成果で、ムクの巨木を見つけて写真を送って下さった。スックリと立った姿は、まるで杉のようである。樹高24m、幹周り5.25m、樹齢は400年と言われ、名古屋城築城以前から植えられていたことになる。名古屋市第一のムクの巨木であり、愛知県では第3位である。
 ムクノキは名古屋市中区丸の内二丁目の東照宮の西隣にある金明竜神社の狭い境内にある。名古屋駅から大通りを東に1kmほど歩いて、左手にある丸の内東急インの角を北に入り、高速道の高架の一つ手前の道を東に曲がる。150mほど歩くと左手が金明竜神社である。名古屋は芭蕉が立ち寄ったこともあり、愛知の蕉風の発祥の地と言われるが、尾張藩の重臣であり、句集「鶉衣」で有名な俳人「横井也有」はこの地で生まれている。
 以下は、尾形さんのメールです。
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 「名古屋の尾形です。また大木を見つけました。場所は名古屋市中区丸の内2丁目、建物の中庭の様な所にあり、気を付けていないと見過ごしてしまいそうです。僕自身このすぐそばで何年も仕事をやっていた事があったのですが、今の今まで気がつきませんでした。」



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