山梨県白州町の「横手の駒の松」
 (2003.4、瀬川さん)


 瀬川さんはじめ、巨木の会のメンバーで行かれた山梨の巨木観賞の写真から、白州町にある「横手の駒の松」を送って下さった。白州にはサントリーの工場があり、サントリーにに勤める友人からよく聞いた名前である。また、この松のすぐ近くにはよく知られた「舞鶴の松」がある。
 駒の松はアカマツであり、根元近くから2本の大枝が分かれている。写真では2つが重なった角度になっており、一本の幹のように見えている。樹高は14mで、東の幹の幹周は3.45m、西のものは2.85mである。(環境庁調査では、株立ち1本で、幹周5.8mとなっている)。この地は、馬伏、甲斐駒ヶ岳、駒城村など、馬に因んだ名前が多いことからこの松も「駒の松」と名付けられたという。県の天然記念物である。
 以下に、瀬川さんからいただいたメールの一部をご紹介します。
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 「横手の駒の松」です。標高が高く内陸に位置しているためか、周囲の山もアカマツ林が目立ちましたが、道路の三叉路地点にある単独木のため、このように姿が良くなったのでしょう。
 晴れていれば、マツの背景には甲斐駒ケ岳の残雪姿が見える筈です。当日は曇天で残念。一緒に行った4人のオフ会仲間の撮影姿も映っています。
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 JR中央線の日野春で降りて、県道612号線を西に向かう。8kmほどで横手の集落の入口に着くが、道路右手に、立派な独立木の「駒の松」が見えてくる。なお、道の中程で大武川を北にわたれば「鶴舞松」、南に下ると「山高神代ザクラ」がある。




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