山梨県北杜市の「枯死した舞鶴松」 (2009.2、菊池さん)


 一旦治まったかに見えた松食い虫の被害が、温暖化と共に再び目立ち始めた。全国の松の巨木も例外ではない。山梨県北杜市の万休院にあったアカマツの名木「舞鶴松」が枯死したと、山梨の菊池さんが教えて下さった。今年の3月26日には伐採することとなり、供養祭が行われた由である。
 菊池さんは、伐採される直前の今年2月に鶴舞松の最後の姿を写しておられ、その写真を送っていただいた。前回青島さんから送っていただいた写真では、正に鶴が舞い降りたような端正な美しい姿と色であったが、その面影はない。悲しいことである。萬休院のご住職が別れの辞を読んでおられる。「想わざりき 鶴の飛び去る日有るを 心香一弁炉中に焚き 深く謝す松樹無量の恩..」。
 樹高9m、目通り幹周り3.7m、枝張りは東西20m、南北15mで、国の天然記念物であった。樹齢450年と言われていたが、今は、完全に伐採されて切り株のみが残っている。
 なお、旧武川村は町村合併によって北杜市武川町となった。



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