愛知県吉良町の「勝楽寺のクロマツ」 (1999.1.28)


 吉良上野介の所領であったことで有名な愛知県吉良町の勝楽寺に 愛知県第2位のクロマツがある。
 名古屋から名鉄(名古屋鉄道)の西尾線に乗って、 三河湾に近い「吉良吉田」で降りる。 この周辺には吉良家ゆかりの寺が多いが、勝楽寺は吉良吉田駅の北東方、 約1.5kmの所にある。タクシーだと、5-10分程度である。
 樹高30m、目通り幹周り5.3mで、均整のとれた美しい姿をしている。 1339年に足利尊氏が、国家安泰・民福多幸を祈願して植えたと伝えられ、 地元では「足利誓いの松」と呼ばれている。従って、樹齢は660年と推定される。 県指定の天然記念物になっている。



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