沖縄県伊平屋島の「念頭平松」 (2006.5.5、中島さん)


 中島さんが昨年のゴールデンウイークに友人と出かけて写された写真である。写真を見て鶴舞松を想い出したが、鶴舞松より明るく感じるのは沖縄のせいか? 特に幹の感じと、下から見上げた枝張りが力強い。樹高7.8m、枝張り14.5m、幹周り3.70mの琉球松で、県指定の天然記念物である。ちなみに、沖縄県で最大の松は、名護市底仁屋にある「底仁屋の御神松」で、幹周4.65mである。名標板によると、500年前に植えられた「兄念頭松」という美しい木があったが、山太筑之という人が盗伐してしまった。その男が祟りで死んだので、供養のために弟たちが植えたものが現在の「念頭平松」であると伝承されている。以下は、中島さんのメールの一節です。
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 伊平屋は、最南端の天岩戸伝説の洞窟があり、琉球王朝の第一尚氏が出た歴史的な島でもあります。北部の運天港からフェリーで1時間20分。一日2便なので最低でも一泊しないと島内観光が出来ません。
 それにしても、海の色が美しく、緑豊かな島です。
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 運天港へは直接のバスの便が無く、名護バスターミナルから66番に乗って「天底」で降りると、1.5km程歩かねばならない。名護からタクシーを使うと15kmほどである。運天港からは11時と15時にフェリーが出ている(問い合わせ:伊平屋村公営企業課 0980-46-2177)。






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