愛媛県伯方島の「禅興寺の楠」 (2013.4.10、あささん)


 大三島の南に伯方島があるが、この島の禅興寺にも楠の巨木がある。あささんからは、その禅興寺の見事な楠の写真も届いている。禅興寺は村上三水軍(能島、来島、因島)の中の能島村上家の菩提寺であり、現にこの大楠の横には村上雅房の墓がある。以下はあささんの解説である。
 「もう一つ、これは大三島の隣の伯方島の禅興寺のクスノキです。 幹周7.25mと聞いていたのですが、最初寺に行ってみたらせいぜい幹周3m位しかなく、がっかりして寺を後にしました。 ですが、少し歩くと離れたところに巨大なクスノキが。 墓場のど真ん中に生えていて、実測で8mありました。」
 禅興寺に行くには、しまなみ海道を伯方島ICで降りて、317号線を南へ、そして東に向かう。4kmほどで市役所支所のある木浦に着く。信号のある交差点(郵便局がある)を左折し、すぐの細い道へとふたたび左折、2本目の道を右折して真っ直ぐ進むと禅興寺である。なお、能島村上水軍の中心であった能島は、伯方島と南側の大島との間にある周囲400mほどの小島である。

2本に分かれているが、各々見事な巨幹である。




遠望すると、森のように見える。


あささんが間違って、がっかりして最初に写した楠。


木々のリストへ戻る