三重県飯南郡の「水屋神社の大楠」 (1998.5.12)


 三重県の山ふところ「飯南郡飯高町」に三重県第2位の巨木がある。 「水屋神社の大楠」である。
 嬉しいことに、水屋神社宮司の久保さんから立派な楠の写真を送って頂いた。 さすがに堂々とした木である。高さ35m、根まわり29m、樹幹12mで、 樹齢は1000年を超えるといわれる。水屋神社の御神木で、その昔、天照大神と 大楠の下から現れた春日の神が、伊勢と大和の国境を決める相談をしたという 伝説がある。地元の人から「大楠さん」の名で親しまれており、 三重県の天然記念物である。
 松坂市から国道166号を櫛田川に沿って遡り飯高町役場を越えて少し行くと 水屋神社がある。水屋神社は千余年前、大和の春日大社の安在所として祀られた 由緒ある神社である。国道166号線は、伊勢と大和、和歌山を結んだ かつての和歌山街道で,旧街道沿いには、宿場町の面影を残す町並み が残っている。
 バスで行くには、JR松阪駅から三交バス(所要40分)飯南波瀬線に乗り 「向赤桶」で下車する。
 なお、ここをクリックすると、 水屋神社のホームページに飛べます。



木々のリストへ戻る