法巌寺のくすのき


 伊丹駅のすぐ北側に「法巌寺」がある。この寺を代表するものは、なんと言っても 樟(くす)の大木である。木の高さは約30m、幹の周囲は6mを越える。元治2年 (1865年)に書かれた「有岡古読語」には「法巌寺の樟は何時の頃植えにしや希有の大 木也」とあって古くから知られていたようである。現在は枝が随分と切られているが、 自然樹形のままであればかなりの大きさであったろうと思われる。
 この木の南には、公園広場があり「しらかし」が周囲に植えられている。ここから 東に歩くと、清酒「白雪」の博物館がある、さらに東のJR伊丹駅までの道は美しく 整備されて「はなみずき」の並木になっている。そして伊丹駅の手前には、伊丹城趾 があって、堀の跡や石垣が残ってなかなか良い公園である。
 一度、でかけてみては。



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