福岡県太宰府市の「天満宮の大楠」 (2001.5.26)


 太宰府天満宮一帯は「天神の森」と呼ばれ、楠の巨木が多い。以前に訪れたときには 良いカメラを持っていなかったので、博多に来た機会にもう一度立ち寄った。
 参道で「梅が枝餅」を買って、空腹を満たし、勇んで出かけてみたが、なんと、造営工事の余波を受けて木がすっぽりと板の垣で覆われている。見えるのは上部ばかりである。がっかりしてしまったが、気を取り直し、辺りを見回すと、近くの「関係者以外立入禁止」の建物の2階から何とか見えそうである。「関係者」だからと失礼して、2階に上り、何とか写真を撮ることが出来た。
「大楠」は、樹高33m、幹周12.50mで、樹齢は1000年以上とされ、太宰府天満宮最大の楠である。国の天然記念物に指定されている。幹と同じ目線で撮れなかったので、迫力に欠けるが、空洞もなく均整の撮れた姿は素晴らしい。
 天満宮はご存じのとおり、博多の天神から久留米行きの西鉄に乗って、二日市で乗り換えると、終点である。楠だけでなく、天満宮にゆっくりお参りして帰りたい。




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