長野県佐久市の「根神社(ねがみしゃ)のケヤキ」
  (2017.10.27、青島さん)


 青島さんからのもう一つの巨木は、「根神社(ねがみしゃ)のケヤキ」である。環境庁調査などにこのケヤキの記録はないが、写真から見て、幹周は6m程度はありそうだ。根元は完全に空洞になり、主幹のうちの1本は折れたところから腐敗しているようで、屋根をしつらえてある。とはいえ、往時にはかなりの迫力がある巨木だったことを伺わせる。
 この木のある「根神社」は4月中−下旬に行われる式三番叟で有名である。根神社は佐久市の春日にあり、車以外で行くのはなかなか難しい。八ヶ岳高原線の佐久平駅から1日10本程度有る千曲バスで望月に行き、ここからは春日線のデマンドバス(1日1本)かデマンドタクシー(1日3回)に乗って新町で降りる。100m程南下して右折すると根神社の赤い屋根が見える。
 車利用の場合は、上信越道の佐久小諸で中部横断道に入り、佐久南で降りて、142号線を北西に進んで中山道に入り、瓜生坂から望月宿を経て151号線を南下する。春日小学校入口の信号を直進してデマンドバス停に注意しながら南進、新町バス停の次の道を右折する。

元気に見えるが..


根元は空洞になり、主幹は枯れて屋根をかけてある。


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