長野県丸子町の「霊泉寺の大欅」 (2004.10.10、青島さん)


 甲州・信州の巨木巡りの旅をされている青島さんから、舞鶴松に続いて、「霊泉寺の大欅」の写真が届きました。青島さんからの便りの一節です。
 「舞鶴松から始まり 信州の 巨木巡りをしてまいりました。信州は 欅の巨木がいたる所に有りますね 大六の大欅は枝先を切り取られ可哀想な姿でした。 長年経って大きくなった木々が 簡単に 枝を払われるのを見ると心が痛みます。丸子町 霊泉寺の 欅画像を送らせていただきます。石垣を越えて 根を伸ばす生命力に 感嘆します。」
 霊泉寺の大欅は樹高35m、幹周り9.4m、樹齢は900年と伝えられ、町の天然記念物に指定されている。霊泉寺は安和元年(968)創建と伝承される曹洞宗のお寺で、金堂横に温泉が湧出し、その効き目で弱いからだも金剛のように強くなるということで寺号を金剛霊泉寺としたと伝えられる。
 軽井沢と篠ノ井を結ぶ「しなの鉄道」あるいは長野新幹線の上田駅で降りて、千曲バスの鹿教湯線に乗る。1時間弱で「宮沢」に着く。ここから、国道254号線を離れて川を渡り、西南西に1km程入ると霊泉寺である。バスは1時間に1本程度出ている。車で行く場合には、上信越自動車道の上田菅平か東部湯ノ丸で降りて254号線に入り、丸子町を経て宮沢から左折する。長野自動車道から来る場合は、松本で降りて254号線に乗る。鹿教湯を過ぎて宮沢で右折と言うことになる。




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