富山県富山市の「西岩瀬諏訪社の大ケヤキ」
 (2009.5.20)


 東京出張の際に日本海側を回って行けることに気付いた。大阪から特急サンダーバードで富山、富山から特急はくたかで越後湯沢、上越新幹線で東京と回れば6時間である。今回は大阪を早く発って富山に途中下車し、「西岩瀬諏訪社の大ケヤキ」を見ることにした。この木は樹高30m、幹回り10m、樹齢は1000年と推定され、富山県で最大のケヤキと思われる。県の天然記念物に指定されているが、1991年の環境庁調査からは抜け落ちている。
 樹高のある独立木なので、海からもよく見え、航行する船の目印となっている。ここ岩瀬の海岸は、昔は八重津湊とよばれ、富山藩の米の積出港として栄えた由である。
 JR富山駅で降りてタクシーに乗り、神通川東岸を河口に向けて走る。萩浦橋をわたって415号線を四方まで行き、直進して2つ目の辻を右折し、道なりに海岸と平行に東に進むと左手に大きなケヤキが見えてくる。タクシーで3000円程度かかる。車で行く場合は北陸道を富山ICで降りて、神通川西岸の県道7号線を河口に向けて北上すると四方に着く。




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