山梨県須玉町の「根古屋神社の大ケヤキ」 (1998.12 小森さん)


 小森さんのバイク紀行の一つ、根古屋神社の大ケヤキである。
 JR中央本線の韮崎駅で増富温泉行きのバスに乗って40分。江草で降りて 川向こうに根古屋神社がある。車で行くには、中央道の須玉で降りて、 北東方向に塩川に沿って増富温泉に向かう。
 根古屋神社の鳥居の両脇に見事な2本のケヤキが対になって立っている。 向かって左を「田木」右を「畑木」と呼んでいる。春の芽吹きの様子が 田木の方が良ければ、その年は畑より水田が豊作になると言われる。 田木の樹高21m、幹周は11.9m、畑木の方はそれぞれ24m、10.9mで互角の大きさである。 樹齢は1000年以上と推定されている。揃って国の天然記念物に指定されており、 ケヤキの中では全国で第6位の幹周であるが、空洞を隠すトタンが痛々しい。

手前が畑木で奥に見えるのが田木


田木


畑木


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