長野県松本市の「道路のケヤキ」(2002.11、山田さん)
長野県松本市の「道路のケヤキ」|
同窓の山田さんが面白いケヤキを見つけたと写真を届けてくれた。松本城が写っている。松本には市内にケヤキの巨木が多い。この木も樹齢400年を超える巨木である。松本城のすぐ北を走る「宮淵新橋上金井線」の改良工事に伴って、当初は切られる予定であったが、どの工事業者も切るのをいやがったということで、木を残して道路を拡張することになった。道路の中央にもにょっきりと巨木がでている形になったが、この道路工事は、周囲の環境に配慮したということで、「優秀賞」を得ることになった。 松本城のすぐ北には松本神社があり、この境内にもケヤキの巨木がある（最下段の写真）。ここから少し東に向かったところにケヤキの巨木が3本、道路の中央、歩道、そしてやや奥に突っ立っている。環境庁調査によれば、樹高は15m、幹周りは各々3m、3.3m、3.9mとある。写真には雪をかぶったアルプスの山々が遠景に見えて、近代的な道路の向こうに、松本の雄大な自然を感じさせる。 |
