兵庫県柏原町の「柏原の大ケヤキ(木の根橋)」 (2000.12.15、大浦さん)


 大浦さんと竹本さんから、奇しくも同時に柏原町の大ケヤキの写真が届きました。 今回ご紹介するのは大浦さんの撮影されたものです。大浦さんは、結婚25周年記念に 氷上を旅行され、有名な柏原の大ケヤキを写されたそうです。羨ましいですね。
 この大ケヤキの根は、幅6mの奥村川をまたいでおり、橋のようになっているので、 「木の根橋」として知られています。樹高30m、幹周り8mで、昭和45年に 兵庫県の天然記念物に指定されました。
 JR福知山線の柏原駅で降りて、北東300mのところにある柏原町役場を目指すと、 すぐ横に大ケヤキがあります。柏原藩の歴史を物語る陣屋跡など が良く整備されているので散策にも向いたところです。 以下は、大浦さんが書き写して下さった案内板の記述です。
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 大けやき(木の根橋) 兵庫県柏原町
 県指定文化財 昭和45年3月30日
 樹高22m 目通幹囲6mのけやきの根が幅6mの奥村川をまたいで自然の橋 を形づくっている。けやきの大樹の奇形は珍しく、その形状から「木の根橋」 と呼ばれ、四季の変化の美しさとともに柏原のシンボルとして親しまれている。 最近の調査で推定樹齢千年と称されるようになったが、現在でも 樹勢いは極めて盛んである。



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