秋田県大館市の「出川のケヤキ」 (1998 小森さん)


 小森さんが以前訪れた秋田市の出川のケヤキの写真を送って頂いた。
 このケヤキは、主幹が枯れているが若い幹が大きく伸びており、樹高30m、 主幹を含めた根周りは28.4m、幹周り17.1mもある。主幹のみの目通り幹周りは 7.7mである。市の天然記念物に指定されている。樹幹にコブがあり 乳の形をしていることから、乳の木とも呼ばれる。JR奥羽本線大館駅より タクシーで20分程度かかる。 以下は小森さんからの便りである。
 「出川の欅は、秋田県大館市の南の外れに 1500年以上もの間生き続けてきた欅で、 主幹は枯れても大きく張り出した根から、 巨大な若木が数本生長し、今なおその勢いは旺盛なところを見せています。 主幹のごつごつした瘤がその悠久の年月を物語っていると云えましょう。 この木に関しては、私自身かなりの思い入れがあり、 好きな巨木の一つなのです。その生命力は目に見えて迫力があります。」





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