福井県大野市の「白山神社のカツラ」 (1999.12.1)


 福井県最大の巨木である。
 JR福井駅から車両一台の九頭竜線に乗り換えて、越前大野を過ぎ、 勝原(かどはら)で降りる。ここからモミジの名勝である九頭竜峡を通って 東に1.5kmほど歩き、九頭竜川の支流に沿って北東にさらに2kmほど行くと 下打波の部落である。いまでは、冬にはほとんど人が住まないので、 白山神社も荒れている。勝原までの列車も一日に6本しかない。
 下打波への道の左手に白山神社の鳥居があり、その横に巨大なカツラが立っている。 樹高は28m・幹周は13.9mあり、環境庁調査では全国第3位の大カツラである。 訪れる季節が悪く、葉がほとんどなかったが、初夏には美しく葉が茂る とのことである。






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