宮崎県高岡町の「去川(さるかわ)のイチョウ」 (1998 和田さん)


 宮崎県最大のイチョウで、かつ県内第三位の巨木である。
 清武の大楠と共に和田さんから届いた 素敵な写真です。  宮崎市駅から小林行きのバスで日向高岡にゆき、ここから 国道10号線に沿って走るバスに乗り換えて大淀川を遡り、山下で降りる。 さらに10号線に沿って10分ほど川を遡ると去川に着く。以下は、 和田さんからのデータです。
 「昭和10年国指定天然記念物
  幹囲11.15m
  樹高35m
  樹齢800年
近くには島津氏が戦国時代に設けた関所跡あり。銀杏が沢山なるようですが、 樹と根の保護の為と銀杏から出る芽を無くさない為に 立ち入りは禁止されていました。」
 このイチョウは雌株で、初代島津忠久(1179年〜1227年)が、 薩摩街道であった現在の地に植えたものと伝えられています。 平成5年の台風13号により、太枝の大部分が折れる被害がありましたが、 樹木蘇生治療を行い、今は元気です。


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