鹿児島県福山町の「宮浦神社の夫婦イチョウ」 (2000.1.2 田平さん)


 鹿児島県第一位の銀杏の木である。ほぼ同じ大きさの木が 社殿の左右に聳えているので、夫婦イチョウと言われる。宮浦神社は、平安中期には 既に建立されており、大隅五社の一つに数えられる。伝承では、両木とも樹齢は 1000年と言われる。宮浦神社に行くには、JR日豊本線で国分に行き、 ここから垂水行きのJRバスに乗って、宮下で降りる。
 以下は、田平さんからのお便りです。
「遅ればせの新年の挨拶をお送りします。おめでとうございます。 正月二日に、鹿児島湾奥にある福山町の宮浦神社に初詣でに行きました。 この神社には県内一番のイチョウの大木が夫婦で立っています。 1964年に県指定の文化財になっています。樹齢は1000年以上、 樹高は向かって右のイチョウが38メートル、左のイチョウが38.6メートルで、 樹周は右のイチョウが7.55メートル、左のイチョウは7.68メートルです。 鹿児島湾をつきぬけて襲ってくる台風の強風にも耐えて、雄々しく枝を広げていますが、昨年9月の台風にも、かなり枝を折られたようです。」




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