秋田県藤里町の「権現の大イチョウ」
  (2016.11.4、田平さん)


 北金ケ沢のイチョウを訪れた田平ご夫妻は、さらに秋田県藤里町にある「権現の大イチョウ」を訪ねて、その写真を送って下さった。このイチョウは田中神社のご神木で「田中のイチョウ」と呼ばれていたが、権現堂のすぐ横にあるため「権現の大イチョウ」とも呼ばれるようになった。目通り幹周6.7m、樹高20m、樹齢は300年以上とされ県の天然記念物に指定されている。弘法大師が箸を立てたものが生育したとの伝承がある。1998年にも小森さんから投稿していただいており、見事な根方が写っている。
 JR奥羽本線の二の井駅前から出る真名子行きのバスに乗って、湯ノ沢温泉か藤里町世界遺産センターで降りる。藤琴川を渡って北に歩き田中神社に向かう。バスは1日に8本程度有るが、土日は3本である。
 なお、二ツ井駅の南西1kmにある銀杏橋で米代川を渡って左折、500mほど進んだ所から山側の銀杏山神社に入ると3本の銀杏が迎えてくれる。幹周8.4m、5.5m、5.1mで、夫婦杉と呼ばれ、秋田県の天然記念物に指定されている。



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